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マネートピックス 気になるマネーニュースを解説

メーデー、労働組合ってなに?

メーデーは労働者の祭典! 働く権利と健全な暮らしを守るため、一致団結してアピールを

メーデーは労働者の祭典! 働く権利と健全な暮らしを守るため、一致団結してアピールを

8時間労働制の要求をきっかけに制定

メーデーとは労働者の祭典で、労働者が一致団結して権利要求をする日です。世界的に毎年5月1日がメーデーとされており、国際的な連帯の元で行われます。メーデーのきっかけは、1886年5月1日、アメリカで行われた、8時間労働制を要求して実施されたストライキ。低賃金で1日12時間以上働かされるなどの過酷な労働条件改善のため、労働者が団結して立ち上がりました。その3年後、5月1日が労働運動の日に設定され、メーデーが国際的に広がりました。日本で初めてメーデーが行われたのは、1920年、東京の上野公園です。約1万人の労働者が集まり、8時間労働制や最低賃金法の制定などを訴えました。

労使関係では、雇用側である経営者の立場が強くなりがちです。歴史からも、労働者に低賃金、長時間労働などを強いていたことが分かり、その状況は現代にも見られます。そんなとき、労働者が1人で状況改善を訴えても、その声は弱く、一蹴されてしまうでしょう。労働者が団結することで、経営側と対等の立場となり、有利な交渉が可能になります。

健全な暮らしと労働条件確保のために重要な組織

具体的に、会社に要求を上げるために団結する組織のことを、労働組合と言います。賃金、雇用などの問題について会社側と交渉しますが、この労働組合の権利は憲法で保障されており、労働三権(団結権、団体交渉権、団体行動権)が与えられています。現在では、全国に約55000組織が存在しており、会社ごとに組織されているほか、教師・スポーツ選手・俳優などの職能ごとの組合もあります。中小企業など、組合が無い会社もありますが、勤め先に関係なく加入できる組合もあります。交渉は、まず労働組合が具体的な要求をあげて、経営陣が検討して答え、双方の折り合いが付くよう話し合います。その内容は、賃金アップのほか、育児休業や社内設備の充実、社員の健康作りなど多岐に渡ります。

労働者にとって重要な役割を果たす労働組合ですが、加入者数は減少しており、現在の加入率は20%以下。パート、派遣労働者が増え、会社ごとの組合に加入できない人が多いという問題もあります。健全な暮らしと労働条件を守るために、経営者と対等な立場を確保し、アピールすることはとても重要です。適した労働組合がなければ、いつでも、誰でも、労働組合を作ることも可能です。自分には関係ないと思わず、関心を持って関わっていきたいですね。


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