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「将来の夢」のお値段は?

子ども達の無邪気な夢を叶えるための資金はどう準備する?

子ども達の無邪気な夢を叶えるための資金はどう準備する?

マイナスの実質金利で目減りする資産

クラレが小学1年生を対象に行った調査(2013年)では、将来就きたい職業ベスト3は、
女子 1位 パン・ケーキ・お菓子屋/2位 芸能人・タレント・歌手/3位 保育士
男子 1位 スポーツ選手/2位 警察官/3位 テレビ・アニメキャラクター

自分の好きなものが素直に表れた、かわいらしい結果です。一方親が子どもに就いてほしい職業は、男子が1位公務員、2位スポーツ選手、3位医師。女子は90年代以降「看護師」がトップです。子どもに比べ、安定や高収入を望む現実的な結果となっています。

夢を語るのは自由ですが、これらを実現するには、それなりの準備とお金が必要です。パン、お菓子屋になるために、高校を卒業してから専門学校に2年通った場合、必要な学費は200万円程度。一方、公務員、サラリーマンになるために4年生の私大(文系)を卒業するには、500〜700万円程度必要です。学費の面では、専門学校へ行く場合の方が安くなりますね。ただ、子どもの頃「お菓子屋さん」と言っていた子どもが、その夢を持ち続けるわけではないので、大学卒業までに必要な資金を念頭に、貯蓄をしておきたいものです。

「積み立て」「分散」で資産形成を

同じ大学でも、ケタはずれにお金がかかるのが医科歯科系大学です。入学から卒業までに2000万円以上かかるのが普通なので、「お医者さん」という夢を叶えるには、相当な資金力が必要です。子どもが高校生になってから慌てて準備して……では、間に合いません。どうしても資金が不足していれば、教育ローンや奨学金を利用するという手もあります。奨学金の場合、高校で一定の成績を残していなければ受けることができず、無利子で借りられる「第一種奨学金」は、高校3年間の評定平均が3.5以上無いと対象になりません。学校独自の奨学金制度や、地方自治体が運営する奨学金制度もあるので、早めにリサーチしておきましょう。最近は奨学金の滞納が増えており、30万人以上の人が返済できていない状態です。返済義務がある奨学金については、「家庭の経済力の違いで教育に差が出るのはおかしい」と、改善が求められています。欧米では、返済義務のない給付型の奨学金が一般的。日本でも早期の導入を望みたいですね。

子どもの夢を実現するために、親としてどこまで資金を工面できるのか、子どもにきちんと伝えることも大切です。子どものために最善を尽くしたいですが、無理をして家計が破たんしてしまわぬよう、ゆとりと計画性を持って準備しましょう。


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