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目減りする資産を守る術

貯めてもお金が減っていく!? 実質金利下落から資産を守るために、今すべきこととは?

貯めてもお金が減っていく!? 実質金利下落から資産を守るために、今すべきこととは?

マイナスの実質金利で目減りする資産

長く続いたデフレを脱して、物価が上昇しています。2013年12月の消費者物価指数は全品目を示す「総合」が前年同期比で1.6%増。一方、12月末の長期金利は約0.7%でした。これは、国債を1年間保有して0.7%の金利を得ても、物やサービスの値段が1.6%上がるので、差し引きで資産が0.9%減っているということです。このように、名目金利から物価上昇率を引いた値のことを「実質金利」と言います。

今、日本の実質金利は、アベノミクスにより急低下中です。金利を低くして国の利払いの負担を抑えつつ、物価を上げて税収を増やせば、国庫の財政悪化を防ぐことができるため、このような政策がとられているのです。この実質金利の低下は、4月の消費税アップでさらに加速します。お金を貯めても価値が減っていく時代の到来に、私たちはどう立ち向かえばよいのでしょうか?

「積立」「分散」で資産形成を

実質金利が低下すると、設備投資が活発になり、為替は下落、株価は高くなる傾向にあります。今後、円安と株高が続くのであれば、今は投資のチャンスとも言えます。けれど、株価も為替も不安定に動く現状では、預貯金から大胆に資金を動かすのも不安です。それに、過去の実績を見てみると、思いきりよく投資をすれば儲かるというものでもありません。バブル崩壊後の1989年から今まで、毎月一定額「日経平均株価」を買っていたと仮定した場合、資産は若干プラスになる計算です。1989年と今を比べると、日経平均は6割程低い水準にありますが、毎月定額を買い続けると安い時にも一定して購入できるため、平均買い付け額が低下し、利益が出るという仕組みです。この「積立」と同時に進めたいのが、複数の資産への分散投資です。株、為替、国内外の債券などに資産を分散すると、株が下がっても為替でカバーできるなど、様々な局面に強い資産を作ることができます。

「一度に大きな額を投資せずコツコツ積み立てる」「分散投資をする」という2つのポイントを押さえ、目減りしていく資産を守り、増やす術を身に付けたいですね。


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