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【寒さ対策】洗面所、脱衣所を低コストで暖かくする方法
お風呂に入るとき、服を脱ぐには寒い脱衣所。お化粧や身づくろいをしていると手足がかじかむ洗面所。居心地がよくないだけでなく、ヒートショックなどの危険性もあります。低コストで洗面所や脱衣所を暖かくする方法を紹介します。
セラミックヒーター(ファンヒーター)を使う!
洗面所や脱衣所のような、せまい空間を温めるのに便利なのがファンヒーターです。
温かい風が吹き出してくるので、広くない場所ならばすぐに暖かくすることができます。
ファンヒーターにはいくつか種類があり、中でもセラミックヒーターは電気の熱を使うので、灯油式やガス式のものと違い、ものの燃える臭いがしたり、換気が必要になることがないので、洗面所や脱衣所で使うには向いているでしょう。
ファンヒーターは本体の値段も比較的安く、電気代もあまりかからないのもうれしいところです。
遠赤外線ヒーターを使う方法
遠赤外線ヒーターは電気ストーブとも呼ばれ、スイッチを入れるとガラスに包まれたコイルが赤く光りながら発熱して温めてくれるものです。
スイッチを入れてからの立ち上がりがとても早く、すぐに温かさを実感できるので、洗面所や脱衣所のように使いたい時間が短い場所で効率よく使うことができます。
赤く光るコイルがかなり高温になることや、部屋そのものを温めるというよりは、コイルの光に当たっている人の体を温めるという性質上、小さな子供や高齢者がいる家庭にはあまり向かないかもしれません。
ファンヒーターと同じように、本体も比較的安く電気代もあまりかかりません。軽くて持ち運びも楽なので、一家に一台あると色々な場面での「ちょっと寒い」を解消してくれるでしょう。
パネルヒーター、オイルヒーターを使う方法
部屋の空気を汚さずに部屋全体をふんわりと温めてくれるのが、パネルヒーターやオイルヒーターです。
また本体に触れても火傷などの心配はありませんので、子供やペットのいるご家庭にも向いています。
一方でパネルヒーターやオイルヒーターは温かくなるまでの時間がかかるという特徴があります。
そのため使う時だけスイッチを入れるというよりは、朝や夕方など、洗面所や脱衣所の出入りの増える時間帯の少し前からスイッチを入れておき、その時間帯が過ぎたらスイッチを切るという使い方をするといいでしょう。
また、他の暖房機に比べて本体価格が高めであることや、スイッチを入れっぱなしにしないと温かさが実感できないことから、電気代が高くなりがちなため、コストの面ではやや劣ります。
より温かくするための工夫
例えば1Kなど、洗面所や脱衣所がほかのスペースといっしょになっていて、その場所だけを温めるのが難しいケースもあります。
そのような場合には空間を仕切る方法を考えてみましょう。
例えば突っ張り棒を活用して天井近くからシャワーカーテンなどを下げると、暖かい空気が逃げにくくなります。
ほかにも、すきま風を防ぐテープや窓の冷たさをカットしてくれるシートなども売られていますので、状況に合わせて活用したいですね。
コスト優先で考えるならば、ファンヒーターか遠赤外線ヒーターがよさそうです。
一方で安全性や空気のきれいさなどを求める場合にはパネルヒーターやオイルヒーターもいいですね。
脱衣所、洗面所を使う時間は身だしなみに関する時間が多いからこそ、温かくしてリラックスして過ごしたいものですね。
<ライタープロフィール>
フリーランスライター
石川玲子
所属:comorieサポーター
元々は理系の仕事をしていましたが、現在は2人の子供を育てながら在宅でライターをしています。リケジョでママでライター。日々の暮らしに役立つネタをお届けしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。