本文へジャンプします。


現在位置:> > > 相続税をおさえたいなら考えたい「生前贈与」という方法

賢く付き合うマネーの知恵 お金の上手な使い方がわかる

税金

生前贈与で相続税をおさえる

相続税をおさえたいなら考えたい「生前贈与」という方法

相続より早く財産を受け取る場合は

もうひとつ、代表的な方法として「相続時精算課税制度」もあります。贈与した際の課税を相続時まで繰り延べるという趣旨の制度で、これを使えば、2,500万円までなら贈与時の税金が課税されません。ただし、贈与した人が亡くなった際に、先に贈与を受けた財産と相続の時に残っていた財産を合算して相続税額を計算することとなります。結局、相続時に精算するので、一見、意味がないようにも思えるかもしれませんが、財産を受け取る側からすると、相続時まで待つことなく、早めに受け取ることで財産を有効活用できるというメリットがあります。財産を贈与する側からしても、生きているうちにはっきりとした意思を持って自分の財産を受けわたすことができる、有効に使われているのを見届けることができるのは安心ですね。また、株式や不動産など財産の価格が変動する場合、「将来、価格が上がってきそうだ」という場合には、早いうちに贈与しておいたほうが有利な場合もあります。なにより、財産をすべて合計しても相続税がかからないだろうという場合には、贈与税さえこの制度を使って非課税にできれば、相続時に精算しても結局は非課税にできます。

この制度、誰でもすぐに使えるかというとそうではなく、2013年1月現在、贈与するのが65歳以上の親、受け取るのは20歳以上の子(子が亡くなっているときには20歳以上の孫も可)に限られています。また、一度制度を利用すると、取り消しはできず、その後の贈与についてはすべて制度が適用されます。利用をする際には慎重に検討することが必要です。

このように生前贈与の手段は色々あります。親子それぞれのライフプランをよく話し合ったうえで行いたいものですね。

<前へ   1  2  3 


【関連クイズ】

What’s New 最新マネートピックス

人気ランキング いま注目のマネートピック