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資産運用

株価収益率でお得に株を購入する方法

株が割安で買えるかも!?株購入前には株価収益率(PER)を要チェック

PERでシミュレーションその1:株価が割安かどうかを判断

株価収益率(PER)を活用することによって、株価が割安の銘柄を探し、お得感がある銘柄を購入するのも投資家としての醍醐味のひとつです。以下、具体的な例に基づいて、シミュレーションをしてみましょう。

例えば、同業種に属する3社(A、B、C)があると仮定します。A社株のPERは10倍、B社株のPERは20倍、C社株のPERは15倍である場合には、3社の中で最もPERが低いA社が一番割安と結論づけることができます。
また、上記において、もしPERの市場平均値が20倍である場合には、市場全体で見ると、PERの値が平均よりも低いA社株とC社株の2銘柄が割安であると判断できます。

PERでシミュレーションその2:来期の株価を予測する

株価収益率(PER)の算式を用いて、適正な株価を逆算することによって、特定銘柄の来期の株価を予測し、投資方針の決定に活かすことも可能です。以下、具体的な例を用いて、来期の株価の算定方法をご説明していきましょう。
・設定条件
現在の株価 1株あたり500円
D社の発行済株式数 300万枚
D社の当期純利益 4億円
来期の1株あたりの予想利益 200円

来期の予想株価は、「株価収益率(PER)×来期の1株あたりの予想利益」によって算定することができます。上記の設定条件により1株あたりの当期純利益を算定すると、133.33円(=4億円÷300万枚)です。したがって、D社の当期における株価収益率(PER)は、3.75倍(=500円÷133.33円)となります。来期の1株あたりの予想利益が200円であることから、前述の算式より、来期の予想株価は750円(=3.75倍×200円)と予測することができます。
以上の計算より、現在の株価が500円であることを考えると、株価は来期に向けて価格上昇が期待できるため、D社株は、持ち続けるか、買い増しすべきおすすめの銘柄です。

PERを使用して株を購入する際の注意点

株価収益率(PER)は、投資対象を決定する場合の有効な指標のひとつです。ただし、場合によっては異常値を示す可能性があるため、数値が参考とならないケースについても理解しておくことが大切です。投資に関する最終的な意思決定を行う前に、PERだけでなく、ほかの関連指標や株式市場の動向、対象企業の経営方針などを総合的に見て判断することをおすすめします。

PERが適切な数値とならない場合の具体例としては、主に2つのパターンにわけることができます。すなわち、PERの構成要素である「株価」が異常値となる場合と、「1株あたりの純利益」が異常値となる場合です。

「株価」が異常値を示すケースとしては、企業が株式分割を実施してまもない時期である場合や、合併および買収が行われた場合などが挙げられます。一方、「1株あたりの純利益」が異常値を示すケースとしては、通常の会計年度では発生しない特別損益が生じた場合です。仕訳上、特別損益に分類される項目の具体例としては、不動産や有価証券の売買による損益、災害などによる大規模な損失などが挙げられます。

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