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投資で知っておきたい「バリュー平均法」とは

年金だけでは不安!これから投資をやってみたい人はチェックしてみよう「最強積立投資 バリュー平均法」

年金だけでは不安!これから投資をやってみたい人はチェックしてみよう「最強積立投資 バリュー平均法」

「ドル・コスト平均法」 vs 「バリュー平均法」その違いは?

高山:近年、将来の年金不安に備えて、投資信託などを活用して積立投資を行う人が増えてきました。積立投資といえば、「ドル・コスト平均法」による効果が有名ですが、今回ご紹介しているご著書の中で、岡本さんは「バリュー平均法」という積立方法を提唱していらっしゃいます。まずは、「ドル・コスト平均法」と「バリュー平均法」の違いについて教えてください。
岡本:ドル・コスト平均法は、投資信託や外貨投資などをする際に、「定期的に一定の金額を購入していく」というものです。毎月一定金額を投資するのですから投資対象の価格が下がるほど、買い付け口数は多くなります。反対に価格が上がると買える口数は減少します。つまり、安い時にたくさん買って、高い時に少なめに買う。これを続けていくと相対的に安い価格で買える口数が多くなり、結果として平均購入単価を下げることができます。

高山:平均購入単価を下げるというところが、まさにドル・コスト平均法の効果ですよね。
岡本:その通りです。一方、バリュー平均法は、ドル・コスト平均法のように定期的に同じ金額を自動的に投資するのではなく、マーケットの変動に合わせて買い付け額を変動させます。例えば、価格が下がった時は購入金額を増額させ、価格が上がった時は購入金額を減少させます。時には売却もします。ドル・コスト平均法よりは手間がかかりますが、積立効果は一層高まるのです。

高山:毎回購入金額が変わるというと、投資初心者の方には、ちょっと難しい印象があるかもしれません。
岡本:確かにそうですね。ドル・コスト平均法の方が自動的に定額を購入していきますから投資初心者でも手軽に始めることができますね。最初はこの方法でよいと思います。ただ、ドル・コスト平均法にも弱点があります。例えば、日本の株式市場のように1989年末に4万円近い史上最高値を更新して、その後、長い期間を続けた場合はどうだったでしょうか。その点を配当込の東証株価指数(TOPIX)を使って検証してみました。期間はバブルの天井だった1989年12月から2014年12月までです。投資金額は毎月1万円としました。平均の購入単価は実際の価格を約27%下回っていましたが、TOPIXの水準がピーク時の45%も下にいることを考えれば、ドル・コスト平均法の効果は十分にあったといえるでしょう。ただ、1989年末からドル・コスト平均法による時価がそのときのコストを上回っていたのは全期間の70%にものぼります。一方、バリュー平均法の場合は、コストが時価を上回っていたのは45%のみ、しかも時価の半分以下でした。

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